今日のまるパンは【ジャムパン】
乾燥粒タイプのメープルジャムとイチゴジャムを使いました。(パッケージの写真を撮り忘れました笑)
以前から試してみたかったことがありまして、それは、『粒ジャムを真ん中に集中させて成形したらどうなるのか』
粒ジャムは一般的に生地に混ぜ込んで使います。
断面の所々に溶けたジャムが出てくるのが良いところ。
トーストに塗るようなジャムをそのまま入れてしまうとベタベタになってしまうので、粒タイプのジャムはパンに混ぜるのに適しているのです。
では、そのジャムを真ん中に固めて焼いたらどうなるのか。
答えはコチラ。
溶けきらない粒が残ってしまいました。
考えられる理由は2つあります。
1つは、こねた後ではなく成形時に入れているので、生地内の水分に触れている時間が少なかったこと。
一次発酵しながら生地の水分を少しずつ吸収してゆるくなり、焼成時の熱でドロッと溶けるのが本来の使い方なので、成形時に入れるのではおそらく遅いのでしょうね。
もう1つは、真ん中に集中させたことで熱が届かなかったこと。
熱は外から中へ伝わるので、真ん中の粒ジャムまで熱が届くには時間がかかってしまいます。
やはり粒ジャムはこねた後に混ぜて使うのがよいですね。
わかってはいても、こうやって実験を重ねて検証していくのが好きなのです。
今日もまた1歩成長しました(^^)