今日のまるパンは【白パン】
白パンといえば、麺棒で2分割した形ですよね。
娘はいつも「お尻パン」って言います(笑)
「他にも白パンに合う形があるのではないか」
そう思って、今回は5種の形を作り比べてみました。
まず、生地を均等に分けます。
この時に、切り方がランダムだと断面/表面のバランスに差が出てしまうので、写真のように5等分します。
丸めてベンチタイム後に5種類に成形します
- 左上:二分割 『ハイジの白パン』の基本形
- 右上:四分割 二分割にさらにもう一回麺棒で押しつける
- 中央:クノーテン
- 左下:まるパン
- 右下:なまこ形
最終発酵が終わったら小麦粉をふりかけて焼きます。
焼きあがるとこんな感じ。
それぞれの感想を簡単に書いてみました。
【二分割】
本来なら基本形のはずですが、強力粉『ゆめちから』が強すぎるのか、割れ目が消えてしまいました(笑)
【四分割】
ちぎって食べるときに割れ目からちぎりやすいので、食べやすさ◎
ただ、麺棒で2度押しつぶすため、縦の膨らみは抑えられてしまいます。
【クノーテン】
これも二分割と同じく、せっかくの模様が消えてしまっています。
クノーテンは一度伸ばして巻くため、少し小ぶりなパンになります。
【まるパン】
まるパンのパンといえばやっぱりこの形。
野球ボールのようなまるまるとしたこの形はどんなパンにもピッタリ。
一度目の丸め工程だけで済むので、最も縦に膨らみます。
【なまこ型】
今日一番良かったのはなまこ形の白パンが意外と良かったということ。
カットしてハムや卵などを入れると美味しそうです(^^)
あくまで個人的な感想なのでご容赦ください。
ちなみに、庫内の上側に熱源があるタイプのレンジでは基本の二分割が適していると思います。
まるパンのようにすると、パン生地の上と下で熱源からの距離が変わってしまうので、均一に熱を与えるには真ん中を凹ませる二分割が合理的ではないでしょうか。
特に白パンは焼く位置や温度によって焼き色がついたりつかなかったりするためです。
こうやってなにかを検証しながらパンを焼くって、楽しいです(^^)