パン屋の開業に向けて少しずつできることをやっている日々。
今日はパン屋開業を目指す人をターゲットにした、ある本を読みました。
本の中にはこんな言葉が。
自分が作りたいパンを作れば必ず売れるというわけではない
当たり前のように聞こえますが、ここがブレるとつまづいてしまう気がします。
ここで原点に戻ってみます。
わたしはなぜパン屋を目指しているのか。
それは、地域の子どもたちに美味しくて体にいいパンを届けていきたいからです。
パン作りを学び始めてもうすぐ1年になります。
あんなパンやこんなパン、作ってみたいパンはまだまだたくさんあります。
ですが、そのすべてのパンを子どもたちが「食べたい!」と思うかといえば、決してそうではないでしょう。
フランスパンが給食の献立に出てこないのは理由があります。(フランスパンを否定したいわけではないのでご理解を)
パンという『食べ物』を作ることで、つい「何を」に意識が行ってしまいますが、大事なことは「誰に」なのかなって思っています。
家でパンを焼くときは、「娘が食べてくれるだろうか」「固さはこれくらいがいいだろうか」って考えながら作っています。
その気持ちを、地域の子どもたちに向けて作っていくことができたら、わたしがやりたいパン屋さんが叶えられるのではないかなって思いました。
何が正解なのか、まだわかりません。
オープンのめどすら立っていませんからね(笑)
だからこそ、いまからじっくり考えていこうと思います(^^)