久しぶりにパンを焼きました!
まだレーズン酵母が完成していないので、今日はインスタントドライイーストを使ってイチゴカスタードクリームパンを作りました。
表面にドリュール塗っただけでなんの飾りもつけていないので、見た目はただのまるパンですよね(笑)
切ってみるとこんな感じです。
いつものカスタードクリームの分量にフリーズドライのイチゴパウダーを入れてみました。
コーンスターチを入れないでやってみたので、ちょっとドロドロ感がありますね。
ここらへんはもう少し調整が必要です。
今回お話ししたいのは、イチゴクリームの色。
なんとも言えない、暗めのピンクになりました。
以前、イチゴのマーブル食パンをトヨ型で焼いた時も同じことを感じていて、思ったほどの明るい色にならないのだなと気づきました。
ここで思い出したのがハーゲンダッツのイチゴ味。
食べたことある方はわかるかと思いますが、フタを開けた時、思ったほど色がついていないんですよね。
これが本来の「イチゴ色」なのだと思います。
たしかハーゲンダッツもそんなメッセージを伝えるテレビCMを昔放送していた記憶があります。
子どもたちのことを考えたら、きっと明るいピンク色こそが「イチゴ味」なのかもしれません。
ガム、チョコレート、ジュース、などなど、子どもたちにとっての「イチゴ」と言えば明るい色。
ただ、素材の味でそこまでの色を再現するのは簡単ではありません。
きっと、入れたくないものまで入れなければならないでしょう。
なので、わたしのパンはこの色でいいんです。
ちょっとくすんだようなピンクこそ、素材の味を生かした証拠だと思っています。
好まれるパンと作りたいパンのバランスは簡単ではないですが、素材の味を生かしたパンが大好きと言ってくれる人たちに食べてもらえるようなパンを目指していきたいと思っています。