今日はパン作りはお休みです。
土日は娘のサッカーのサポートが多く、なかなかパンを焼くチャンスがないのですが、こんな日も大事にしていこうと思います。
今日はわたしが普段パン作りの際に意識していることをお話しします。
それは、「変えるなら少しずつ変えていく」ということ。
例えば、基本のまるパン(バターパン)を作ってうまくいかなかったとき、その原因がいくつか思いついたとします。
粉の量、水の量、こね時間、焼成時間、などなど。
それらを一度に一気に変えてしまうと、結局のところ何が原因だったのかわからなくなってしまいますっていう話です。
極端な例にすると、『強力粉:100、砂糖:10、塩:2、水:50、焼成200℃13分』のレシピがあったとします。
次に作るときに『強力粉:110、砂糖:15、塩:3、水:60、焼成190℃15分』と変えてうまく焼けたとしても、もはや最初に作ったときにうまくいかなかった原因がなんだったのかがわからないですよね。
みなさんはパン作りにおいて「一度にたくさん変えてしまうこと」ってありませんか?
特に、失敗した後に誰かのレシピを見ると、丸ごとマネしてみたくなりますよね。
でも、誰かのレシピをマネして作るよりも、そのレシピの大事なポイントを1つだけ吸収して、しっかり自分が理解することの方がもっと大事なんじゃないかなって思っています。
これってたぶん、時には遠回りすることになってしまいます。
何度も何度も失敗を繰り返すこともあります。
実際、わたしはレーズン酵母のパンを始めた時は失敗だらけ。
それでも、一つずつ考えながらチャレンジを繰り返すことで、理解が深まってきました。
パン作りをゼロから始めたからこそ、しっかり理解して成長していきたい。
だからこそ、小さな変化で一歩ずつ学んでいきたいと思っています。